スイセイノボアズ オォールウェイズ リマインズ ミー オブ マイ ヤングエイジ. 〜20111021THE END OF THE WORLD vs. ビニールぶくろ〜



スイセイノボアズを忘れて生きていけるかもしれない、と一瞬でも思ったが間違いだった。

「あがる」とか、はたまた「おりる」とか、ファンをやめることをそう言うけど、

あるいはアイドルはやめる時「卒業」というけれど、

そういうんじゃなく、もっと、すぅっと、いつか「離陸」するかもと思ってたんだけどね。

あいかわらず溺れているし、少しでもステージをよく見ようと爪先立ってあっぷあっぷする私はまるで水槽の中の酸欠の金魚だ。

 

あああ、もう、一生聴くんだろうなSuiseiNoboAz
解散したら痛むだろうし。ばあさんになっても、ボアズを聴けば、薄く痛むだろう。

 



SuiseiNoboAz

“THE (OVERUSED) END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-HUH” release tour

THE END OF THE WORLD vs. ビニールぶくろ」



 

代官山UNITが埋まるとは思わんだ。

二年前かなんかのワンマンはネストも埋まらんかったもんね。

 

今回感じたのはボアズは速い曲が減ってきたってことだよ。

回を重ねるごとに速くなる曲(愛を込めて、over the rainbow)と、

遅くなる曲(タイガー、ランドリー)があって、後者のチルアウト感が輪をかけてすごい。

 

日本中周って、すげえもんひっさげて帰ってきやがった。

 

MCにもあったが石原氏は催眠術を覚えたと思われる。

 

「なつかしい曲をやります すぎゆく 夏を 惜しみます  
あなたは だんだん ねむくなーる 
まぶたが だんだん 重くなーる  
あ、寝てた  あ、寝てた、と思って 
ふと目覚めると あなたは 
小学三年生  おばあちゃんちに居て  
いとこみたいな 女の子が 
泣いてる、おねしょしたか何かで  
そこで 網戸にはりつく カブトムシ」

 

というMCから始まるカブトムシが俄然よかった(MCの流れ的に絶対tengokuだと思ったヨ!笑)

「アユレディ?!」とシャウトするのすごい良かった。

その後しっかりtengokuもやってくれたのでした。


カブトムシ、tengoku、愛を込めて、プールサイド、アメリカ、くらいしか持ち曲が無くて、

セトリもクソも無えーよ、って時から観てる身としては、これ聴かずんば帰るまじの心意気なので感無量であった。

 


あと、石原氏

「午前2時に目が冴えて眠れなくてこういう時テレビがあったら便利だなあと思ってドンキに行ってテレビを見てたらヨドバシとかの方が安いかなあと思ってテレビを買うことは見送ったがそこで流されていたストリートファイターの映画が気になってしまい見入ってしまったらいつの間にか早朝で翌朝の練習には遅刻」

という旨のMCの後に

「そういう……日常に潜む……罠、みたいな。そういう曲をやります」

と言って始まったコインランドリー。

 

「日常に潜む罠」という語と、
決して速くはないがずっと見ていると目が回ってひきこまれそうになる洗濯機の渦、
そしてセカンドアルバムのトレイラー映像の渦(コインランドリーの間奏が使われているhttp://www.youtube.com/user/SuiseiNorecoRd#p/u/0/fktUR4Bfev8) が、
頭の中で完全にシナプス結合した。

地味だがチルアウトする妙技・名曲。やっとチルアウトの意味が分かった。苦節3年半。


すげーな。チルアウトチルアウト言って、言うだけじゃなくて曲でやれてるんだもんな。
さすが祈祷師石原(超マニアックネタ)

 

モッシュが起きたのもよかったわーみんな暴れたくてよかったよ……



アンコールはプールサイドと1982で、石原氏がマイクスタンドにギターくくりつけて退場。



 

 


終演後知ってる人30人くらいおった。

ウザはしゃぎながら、
もらった「くたばれポスター」にバンドマンのサインをもらいまくって帰宅。

 

 

うっすらと残る耳鳴りと、髪に染みた煙草の匂いから感じる、ライヴハウス明けの休日

 

からつづくよ!


10月9日

慣れないオール(? 朝帰りか?)だが11時に起きれる。ヤッター。

第二短編集の文字を組む。

今回は2008年に書いた小説も入ってたりするんだが一周周って巧い気がしてくる。本当今回のスランプは気が滅入る

 

下北沢THREEにゲスバンド、高野P介、笹口騒音ハーモニカ、太平洋不知火楽団などを観に行く。

高野P介氏のファンです。

あと笹口氏が、P介氏とハモる時やたらめったら顔を近づけて来て、はじめは嫌がってたP介氏が見兼ねてチュー(!)、その後に「笹口君ニンニク臭いですね」って言った瞬間が最大視聴率ナンバーワン。

ゲスバンは、最後から二番目のゲーム音楽みたいな音楽が好きだった。

太平洋は、ラストで大昔の曲を演奏していた。聴いて思ったのは、太平洋も昔から太平洋だったわけじゃないんだなってことだな。なんか安心した。みんな生まれながら確立されてるのかと思ってた。いや、あの曲がよくなかったって言いたいわけじゃなくて(一回聞いただけじゃよくわからん)、一発で太平洋の曲だって分かるアイデンティティはあの曲には植え込まれなかったんだな・まだ、ってこと。

 

ずっと気になってた小顔のJKと仲良くな(ったつもりにな)った。このJKも既に私の大学四年生くらいに育ってる。経てる。私の五億倍くらい幸せそうだ。

この前のJKといい、高校生の時点でライヴハウスに辿りついてる奴らは経ている。羨ましい。噛み殺してやる。

こちとらやっと、オールとかいう自堕落な遊びを覚えはじめたっつうに……

 

なんか(本心か分かんないけど)「もうちょっと居なよ」って言われたのが嬉しくて打ち上げに残ってしまう。実は初だね。

ゲスバンドの人面白過ぎる。ゲスバン大喜利してほしい。

 

打ちあげに残る、とは言え、所詮コミットしてる人間でないし、いつまで居ていいか分からんが申し訳ないのでそこそこに帰る(どうせ私の分からん機材の話とかバンドの批判とか始めるんでしょっ! と思いこむ)

 

二日連続で夜遊びしたことになる。雨降る環七をチャリで北上しながら、雨音と自動車の音に紛れて、もしかしたらちょっと好きな人かもしれない人の名前(複数)を大声で叫んだりしながら帰宅。2時。

興奮のあまり「高野チュー介&笹口相姦ハーモニカ」というツイートを繰り出して就寝。

 

 

 

10月10日

うっすら残る耳鳴りと、髪に染みた煙草の匂いから始まる、ライヴハウス後の休日。

 

ラタトゥイユを煮込みながら、キッチン横の小テーブルで校正。

 

 

 

(……ごめん、村上春樹ぶってごめん!!)

 

 

 

一年前に書いた官能小説を読んだら恥ずかしすぎる、が、もう装丁の人にデータを送ってしまったので後には戻れない。

 

三時からは高円寺のカフェで装丁の方と打ち合わせ。

知人から紹介してもらった方なんだが、

ポートフォリオ見せてもらったらわたくしの好みどんぴしゃチョベリグバッチグー! な感じで発奮。

こんなにテイストが好みの人に偶然出会えたなんて私ラッキー!

しかも超丁寧に仕事してくれそうな人だし、おまけにすごいかっこよかった。官能小説を入れてしまったことをすごく後悔し始めた。でももう、データ送ってしまったので後には戻れない(デジャブ)。

 

あと、短編集のタイトルは悩んだ末「蜂と蜜 the sting and the sweet」にしました。

ゆらゆら帝国の歌で「蜂と蜜」ってあった気がするけど、気にしない。

 

あ、その人は転職のためにポートフォリオを沢山作成する必要があるから、

私みたいなインディーズの装丁も快諾してくれたんだって。(タダ!)

むしろ、作らせてくれる人を探してるみたい。
CDジャケットとかフライヤーも、作れるそうなので、
デザイナー探してる人は私に声かけてみてね。(その人HPとか無いらしいんだわ)


それで帰ってきて6000字とかいう狂った字数のブログを書き始めて今に至る。

小説書きなよ。締め切りまであと18日。

あなたのバンドを潰してあげる 東京中のライヴハウスのオーナーと寝て 〜10月1日アソロックフェスティバル〜

 

 

こんにちは! 

10月1日はアソロックフェスティバルに遊ぶ。

太平洋不知火楽団の企画に行ってきたよ!!

 

タイムスケジュールはこんなかんじ


ベーシスト大内氏直筆 


ええー。全然わかんないよー! 不愉快―!

 

しかもTて絶対太平洋だろー

 

 

この日は読者の女子とデートの予定が入ってたんだけど

(ヤン・シュバンクマイエルの映画連れてった)

(あんまりおもしろくなかった)

(俺が男だったらフラれてる)

(でも文学フリマの売り子やってくれることになった! わーい!)

 

某氏より「え?! なんで来ないの?!」みたいな入電があり

「えっ、なんでそんなに熱心に誘うの?! まっまさか、シークレットってボアズなの?!」と勝手に興奮・発情してしまい、デート後に新宿motion

 

(ボアズは客でした)

 

シークレットは「ゲスバンド」「thai kick murph」「東京カランコロン」でした。

私は全部観れてないけどね!死死死

 

太平洋に関しては前述のとおり最近褒め倒してるエモいバンド

なんかすごい音の数が少ないバンドなような気がするんだけど、詫び寂びのようなものが音間を埋めてる気がするよ。なんだよ。要は間(ま)の取り方がうまいんだよきっと。ふーん

 

「今日は(転換無しだから)お酒があんまり飲めないと思うけど、

次の曲で、僕らが酔わせてあげます!!」

とかいう名言がヒリだされておった。

 

そこからダンシングヘルが始まったんだが、あの曲はなんであんなに楽しいんだろう。あの曲選挙カーで流したら間違いなく当選する

 

 

・・・・

個人的に昨日すんごい楽しかったのは、終演後のmotionに居残ってだらだらできたこと。

 

バンドマンでもハコ関係者でもバンドマンの彼女でもない(!)、

ただの客でしかない私のことなんて誰も知らない、興味も無いだろう、ああいいなーみんな楽しそうに喋ってて、私友達すくなーい

 

て思ってたら、みんな私知ってた。なぜだ。悪名高い弟のおかげだ。

 

 

しかしなんであの世界の人はあんなに話が面白いんだろうか

あまりのスピードにびっくりしてお口あんぐりしてるわたくしに容赦なく飛んでくる駄目出し・ツッコミ。

しかし良く考えたら大半が年上の人だ。28とかだ。

私も今すぐ会社やめてバンド始めて4年経ったら面白くなれるだろうか…………。

 

「傷つきやすいひとは傷つけてこない人しか周りに集めなくなるから、ぬるくなる」

「女子がもてたいならとりあえず自分はSとかMとか言わない」

「難しい言葉使うなむかつく」

「お前は偏差値高いのにバカ」

「好きな人と嫌いな人で対応を分けすぎ」

「下品」

などの至言をたまわる。うーん痛い。気持ちいい!

忘れないようにメモしておこう! でもこんなところにメモしてるだけでもうダメなんだろうね!

 

私の周りの人ももっと私を傷つけてれくれればいいのにね

 

 

 

あとああいう時帰るタイミングがむずかしい もっと居たかったが居過ぎた気もした

しかしまあ、前からずっとすごいとか好きとか思ってた人にすごいとか好きって言いまくれたから、もうよしとしよう

 

 

 

 

蛇足

ワンチャンの意味を知りたくググったらちょっと面白いブログに出会った

http://webbusiness11.ddo.jp/~seki/wordpress/ UT-Brain Journal

 

東大生のあの、「学歴という安全ネットが張られた上での自虐」というか、

「(一日中エロゲーしながら)ハハハwww俺東大じゃなかったらマジ終わってるwww」という感じとか、

あとなんか「高すぎる自尊心と低すぎる自己評価に挟まれて必死に助けを求める姿」とか、

(「東大生なのになんでこんな簡単なこともできないんだ……俺は東大入った時点で終わったのか……ただのペーパーエリートなのか? いや違う! 違うと言って!」という感じ)

現役の時から割に嫌いだったんですが今なおとても懐かしい。

というか今の私だって全然これだ。近親憎悪だ

 

もうこれは東大生だけでグルってたら駄目で全然関係ない人にバッシバシ叩かれて直すしかない

ということを昨日の延長で考えたりしていたりしてる感じ感

僕がハゲて太ったら殺してくれ! 〜オワリカラ・イギーポップと讃美歌ツアーファイナル〜

評価:
オワリカラ
バウンディ
¥ 1,890
(2011-05-11)
コメント:このCDなら銃弾も跳ね返しそうである

JUGEMテーマ:インディーズバンド


「オワリカラは今が一番良い」と言い続けて、もう半年近くになる

 

「これは遺書か?! お前ら夭折するのか? こんなに全部絞り出していいのか?!」

と心配になるほどのド名盤をヒリ出したのが2011511日、

 

昇天しそうになりながら聴いて聴いて、盤スリ減らしながら、

アルバムのタイトルを冠した「イギーポップと讃美歌ツアー」ファイナルワンマンを待ち焦がれた我々だけれど、

 

やっと923日に辿りついたと思ったらもうオワリカラはそこにいなくて。

もう既にイギーポップは過去になっている。

 

演奏は安定し、完成している。

もうあいつらは未来を見ている。12月にシングルが出る。「シルバーの世界」。

 

くっそかっこいい、くっそかっこいい。オワリカラのいいとこ全部はいってる

 

また、塗り替えられるんだ。いつでも追いついたと思ったら先を行かれている!!

 

 

 

多作なバンドは大好きだ。バンドは生き物だと思い知らせてくれるから。

走り続けていると分かるから。

動いて、変わって、嫌いになってしまうリスクよりも、動的なモノを観る興奮を。

寡作の良作のバンドは、ずるい。

 

 

 

いやはや、オワリカラが本当に私の一番好きな方向に行ってくれて、よかったー!

「あまり好きではなくなってしまった」という、友人の声もちらほら聞くが、

でもそれはヒョウリ氏のMCの通り、

「オワリカラらしいオワリカラを聴かれて嫌われるなら、仕方ない」。

(ヒョウリ氏はMCで、「自分の作る音楽好きじゃないという人もいると思うけど、「お前らしくて嫌い」と言われるならすごくいいこと」ということを言っていた。)

 

 

 

あー!!

オワリカラは俊敏である。月イチで観てるついていけない。そう簡単に目を離すことができない

 

 

これからも、しばらくは、観続けてやるぞ!!

 

 

 

余談

今回は一時間半以上の長丁場。途中で、CD四曲目「オワリカラの気分」でサックスを吹いている遠藤里美さんが登場したよ!

同曲のみならず、往年の名曲「華麗なるビイヒヤナウ」にもサックス参加!

たいてい、バンドにゲストの楽器が入ると「蛇足感」とか「アウェイ感」とか感じて気に食わなくなるんだけど(お前本当に性格悪いな)、

とんんんでもなくよくなってた。

インスタントラーメンを生でかじってた人間がお湯で調理する方法を知った気分だ。こんなに変わるもんなのか。

 

また、やってください!!!

ゲスバンドは「ゲストバンド」と見間違えるから減点5

 

 

 

↑これを言いたかったがために一個下の記事を書いたんだよねー(ええー!!)

でもそれ以外はすごい好い名前だよね、だって四条すべて満たしてるし、しかも一瞬でバンドだって分かるんだぜ!

 

新宿ゲバルトはライブハウスか組織名みたいだし、

笹口騒音ハーモニカはオーケストラみたいだし、

ゆらゆら帝国は世界史用語みたいだし。

 

ただし、「家族に言えるバンド名にしよう!!」という大原則には反していますね。

……どうしてるんだろうね。

 

 

さて、昨日9月25日はゲスバンド企画のケツだけちょろっと観てきました

観たのは太平洋不知火楽団とゲスバンド、あと一瞬HOMMヨ(これ、カタカナのヨで代用可みたい……)

 

 

太平洋は、私がベタ褒めしておる笹口騒音ハーモニカ

(ベタ褒め記事 http://blog.rayshibusawa.her.jp/?eid=38

の笹口氏率いるバンド何だが、

もはや「楽団」を名乗ってなんら不都合無い程の、演奏の安定感であった。

言うまでも無く曲が良すぎる。エモい。心の琴線一番から六番まで全部持ってかれる。

妊婦の時に聞いたら破水しそうである。

 

ゲスバンドは、出来たてのバンドのくせに既に相当歪んだ愛され方が定着しているようであった

初心者でも「ゲスー!」と叫べば簡単にヤジとばせる

アンコールは「死―ね! 死―ね!」コールでした。イジメか。

そしたら「アンコールされるのは、人生ではじめて」とかいってギターの人が喜んでいました。

 

出来たてのバンドとはいえ熟練の人がやってるので演奏うまうま、爆発的にノれるし大変ジューシーなバンドであった

ただエモくはないね

 

 

……前からうすうす気づいていたんだが、私が好きになるもののうちで泣き叫ぶほど好きになって、心臓を素手で奪っていかれたような喪失感と敗北感と、心を明け渡したすがすがしさを感じるのは「エモい」もので、多分エモくなきゃそこまで執着しないんだよなー……

 

SuiseiNoboAzはエモい。morningsはエモくない。太平洋はエモい。撃鉄はエモくない。

新宿ゲバルトもFLOPPYも、ちょっとどうかってくらいダサかったり意味不明だったりする時もあるんだけど、それでも決定的にエモいからどうしても目を離すことが出来ない……

 

もうこれは完全に良い悪いではなく「個人の感想です」。

後者・非エモな、脳内無重力でアホ丸出しで舞えるバンドは絶対に健康に良い

 

エモいの観ると、口から破水しそうになるもんなー うかつに消費できん

 

どっちも大事

 

 

あとこの「エモい」って一体なんだよとか言われるとすんごい困るんだが、

 

「最果てに恋をしている 

俺はまだぼさっとしている 

パンツも履かない空 戦闘機が飛ぶ 

気が狂いそう!」(SuiseiNoboAz ultra」)

 

とか、

 

「なんでもない朝のなんでもない坂とかで

 おれはなににもなれず

 おれはどこにも」(SuiseiNoboAz YANKEE GO HOME)

 

とかが、最高にエモいと思います

でも歌詞は、音から引っぺがして文字に固着させた途端魅力9割減になるので、もう引用はしないよ

 

絵本なら「いつまでも、ワニ」がドエモ

 

そしてあんまりしゃべると「俺が好きなものがエモなんだ! エモは俺が好きなものだ!」という循環論法に陥りそうなことうけあいなのでそろそろ口をつぐみます

 

 

ただ、ゲスバンドに関しては、客席が大変にエモかった。

バンドはナマモノで、永遠に解散しないということはありえなく、売れてしまったら、あるいは売れずにいてしまったら、このままの状態では続けられない、という、まさに瞬間芸術であるものへの、崇高な希求、というか、今しかねーし右クリックで保存できねーからサンザン今暴れよーぜ! という、前向きな自暴、に、溢れておった。

 

平たく言うと、文化祭。(男子校の)。(個人のイメージです)

 

2010年にはTOKYO NEW WAVE というものがあって、

ボアズ、オワリカラ、mornings, far france、太平洋などがいっぺんに観られて大変お得で内輪度の高いイベントがあったのだが、

 

今やボアズオワリカラはちょっとだけ有名になってキレーなハコでワンマンやるようになって、もはや対バンもなくなってしまった

 

TOKYO NEW WAVE 観てる時の

「急な上り坂を登っている、とても活きのいい群れを見ている」感は、

確かにあの時しか見られないものであった

そしてモッシュも野次もやたらめったら激しかった 知り合い同士でやるからマジ容赦しないんだよねwwww

 

当時はその内輪ノリを何より忌み嫌うべきものであってさ

TOKYO NEW WAVEとかいっていつも同じメンツで客集められると思ってんじゃねーよー! なめとんかー! 発表会かー!」

とか言って二回に一回欠席したりしていたのですが笑、

今思うと、あんな稀有な場所は無かった。

 

それで、TOKYO NEW WAVE を失って以来、モッシュとか野次とかにしばらく身を投じずにいたのですが、昨日ゲスバンドで久々に揉まれた。楽しかった。

 

そういう、「音楽」そのものではなく、「場」とかを楽しむというスタンスは、音楽一本勝負至上主義者だった私にとって何より唾棄すべきものであったんだけど、正直になれよ、音楽そのものと同じくらい、その、「場」を愛してるんだよ、私は、結局。

 

 

楽しかったんだよーだ!!

 

 

ああ、随分寄り道をしたもんだぜ……

 

 

(余談ですが、当時は音楽一本勝負至上主義者なので、

「どのバンド好きなの?」「〇〇!」「へえ、誰が好きなの?」と聞かれると、

「人じゃねえ! 私は顔ファンじゃねえ!! 私は〇〇が好きなんだよ! 音楽が!!」

とキレていましたが、最近は割に落ち着いて適当に軽蔑しつつ対応できるようになりました)

 

 

あのねー金払ってんだから何をどう楽しもうが自由なんですよ

私の場合は自分で自分を縛って、それを気持ちよがっていたから無害なもんですが、

たまに他人をどうこうしようとする人がいて不愉快だよね

 

「もっと、インディーズのすごい狭い世界の音楽だけ聴かないで、他のも聴いてみなよ、いや、聴かないとだめだ! 聴け! でないとお前は今好きな音楽を好きという資格は無い!!」

みたいなのとかねww(いないかそんなやつ)

あと「イベンターがすごく苦心して練り上げた企画なんだから、最初から最後まで観てその想いを汲むべきだ!」みたいなね(そんなやつますますいないか)

 

プレイヤーならともかく、

客は客なので対バン観ずに帰ろうが外で酒飲もうが、音楽用語を1mmも知らなかろうが、自由なんですよ。金払ってるんだもん

金払ってる分、我々は絶対的な優位に立っている。

ゲストとかディスカウントと義理と友情を交換してるてめーらとは違えーんだよーお前らよか自由なんだよーぱみゅぱみゅ 

 

……と、たまに思います。

 

 

ときに私も誰かに対して音楽一本勝負至上主義を押しつけていた可能性はかなり高いので、反省することひとしお 昔の私を知っている人は謝ります

 

 

ここまで読んだキチガイシンパサイザーは私の小説でも読めばいいんじゃないかな

「ロシアンガンジャ3 滑走路」

http://rayshibusawa.her.jp/novels/russianganja03.html

今まさに滑走路にたっている、今にも飛び立ちそうなバンドを見つめる時の

「売れろ! 私のことなんか忘れて手の届かない存在になれ!」

という気持ちと、

「いや、ならないで! 売れないで! ずっとそばにいて!」という気持ちのアンビバレンスの話です。エモいですね。(キモいですね)

 

 

えーまさかの自作宣伝だったのー?! はいおしまい。ちゃんちゃん。

 

 

 

あ! オワリカラのワンマンのこと書かなきゃ……! 続く

お客様が考える! 良いバンド名の条件



こんにちは。インディーズバンドのただの客のシブサワです。

音楽は聴かれるためにある、
名は呼ばれるためにある、
そして、呼ぶのは、客だ!!


というわけで、
あまりに難読破廉恥厚顔無恥なインディーズバンド名が多すぎて溜まりに溜まったフラストレーションを
突如として暴発させるべく、
この記事が爆誕しました。

これからバンド名を考えるボーイズアンドガールズは、ご参考にされたし、というか、これくらいクリアしてないとうっかりバンド続いちゃったときに後悔するよ、思春期のパッションを引っ提げたまま、数年も活動続けるのはキツイぜよ……!!


というわけで下記4条、ヒアウイゴ





1.略さずに済む あるいは略称がキャッチーで、かつ二つ以上の流派に割れにくい

前者の好例は「撃鉄」「マヒルノ」「うみのて」とかいっぱいあるけど、
後者は「あらかじめ決められた恋人たち」「笹口騒音ハーモニカ」などなど

言いにくいと忘れちゃうし、そもそも覚えられないよ……
略称が複数あると「えっ、そうやって略すの///」と少数派のファンが頬を染めてしまいます。あるいは略称を巡って諍いが起きます。



2.検索で一発で出る

○○ バンド」でググるファンの苦境をお察し下さい……
いやいやファンのみならず、エゴサーチしたいお年頃のあなたがたにとっても不便なことこのうえなし


つまり、固有名詞が好ましい、ってことだね!

「八十八ヶ所巡礼」の公式HPにたどり着くのには、お寺巡りのサイトを巡って毎度5分程かかります(ブックマークに入れろ)


3.英語小文字表記じゃない

たいていのバンドは英語小文字だから、
ライヴハウスのHPのスケジュール欄とかで埋もれちゃいます。
大文字でもいいけど、漢字やひらがなやカタカナだと、飛び出て見えてお得なこと請け合い

あと、英語表記だと大文字/小文字を間違えて表記されちゃったりしてむかつくことが多いにちがいないよ。
ファンがブログに書くときも「ええっと……どっちだったっけ……ググろっと」と気を遣わせてしまうよ。

SuiseiNoboAz」は飛び出て見えるけど、表記が混ぜ書きだから最悪なんだよ……一体何回気を遣わせれば気が済むんだ……

あと英語小文字で、さらに一般名詞のバンドだと、英語のHPがひっかかっちゃって面倒なんだよ
……


4.すぐ読める


「えっそうやって読むの///」と頬を染めさせたいのかな? 

HOMM
ヨとか、昨日観たけどまだ読み方分からんし……(ちなみにこのEの反転文字は昨日行ったベースメントバーのHPからコピペしました)
(読み方わからないので「ホゥオムェ」って言って保険をかけています)

「股下89」とか……マタシタハックでいいんだっけ……ちがったらこのブログ炎上するんだろうか……



このほかにも「下ネタじゃない」とか(職場の人に「なんてバンドやってるの?」「うん、クリトリック・リス!」とか「うん、陰核御殿!」とか、言える……のかな……? 
うん、言えるからそう名付けてるんだろうね……

でも、ファンにその同じ苦しみを背負わせるのは……どうかな?

「シブサワさんがいつも熱心に通っているそのバンドは一体何と言う名前なの?」「えっ……うんと……、パ、パヒゥームだよ、パフゥーム!」とか言ってしまいそうだ)

 

「命令形じゃない」とか

(「うるせぇよ。」とか「優しくして」は、会話に紛れた場合にうっかり勘違いして背筋が凍るんだよ……)

 

いろいろあるんですが、まあ、多分、分かってやってやっしゃるから……うん……

 

 

 

さて突如としてインディーズベストネーミング賞を考えることにしてみました

対象バンドはシブサワのipodに入ってるバンドー 狭―

 

 

上記4条を満たしたバンドは

 

「オワリカラ」!

「笹口騒音ハーモニカ」!

「日比谷カタン」!

「ゆらゆら帝国」!

「新宿ゲバルト」!

「嘘つきバービー」!

 

でしたー すくないー。

 

 

「オワリカラ」はめっちゃ大好きな上に名前もかっこよくて覚えやすいから最高だね。

でも「終わりから」とちょっと聞き間違えるから減点1かな。

何せ私は「でそのあと」を「デスノート」に聞き間違えるんだ。

 

「笹口騒音ハーモニカ」は、あまりに良すぎる歌詞の良さがそのネーミングセンスにも溢れてる、けど、

この前ライヴハウスに「笹口観音オーケストラ」って間違えられてたから、

案外空目誘発ネームかもね。

(よく見て! 騒音→観音!)

 

「日比谷カタン」氏はすんごい好きだけどよく考えたらバンドじゃなかったし、

「ゆらゆら帝国」はもはや殿堂入りの域、

 

「新宿ゲバルト」は素敵な名前だと思うんだけど、
CD通販したら茶封筒に「新宿ゲバルト通信部」って、まるでゲラ刷りのようなラフな印刷で印字された小包が届き、
お母さんが爆弾か禁書じゃないかと訝しんでいたので減点1。あ、ピコピコユニットです。

 

というわけで「嘘つきバービー」が優勝かなー……?

嘘つきバービーの名付けの由来はすげえ面白くて本当に大好きです、どの曲よりこの逸話が好き笑笑 こちらをご覧くださいませマストチェキラ http://www.fujitv.co.jp/FACTORY/CS0164a/0002res.html

この語が好きすぎて勝手に短編のタイトルにしちゃったくらい好きです。

 

 

 

そして、この長文記事は、次の記事への壮大な前フリであった……続く

虹のふもとも行けず 月の裏側も見れず ぼくは死ぬ

 

ライヴのことでも書くか

 

 

20110826新宿motionうみのてオワリカラライヴ。

なんて便利な対バンなんだ!(渋澤的な意味で)

コンビニでおにぎり買ったら店員がラップとって海苔とお米を合体させてくれたくらいの便利さだ!

 

うみのては、「何がいいの」って真顔で聞かれたら超窮地に陥り、目を白黒させた上に餅を喉に詰まらせたように答えに詰まって死ぬくらい困るのだが、

現存するバンドの中では五本の指に入るくらい好きだ、入水したくなるような、流産しそうになるような、

エモとタナトス全開の羊水びっしゃびしゃのライヴで(←ほら! 説明しようとしたらこうなるんだ! 全然わかんないだろ!)、

さすが名前が「うみのて」だけある 観終わったあとは大体お母さんのおなかの中に帰りたくなる

 

対してオワリカラは曲が良くて演奏が巧くて青天井にアッパーになれる、良いとこばっかりのバンド! 

多分このバンドは悪魔と契約している


観終わった後はまるでマッサージと整体とエステと輪廻転生を一度に受けたような、元気な赤子の気分になれるよ!

「オワリカラ・アンチエイジング」と称して月イチで通っています いやあまさかね

 

全然関係無いけど私は好きなバンドを見ている時はほぼ必ず1回、

嫌いで嫌いで仕方ないとある女子を苛め倒す妄想をする

今回はそいつの姿を見とめた瞬間に気持ち悪くなり洗面所で吐いた私が、そいつの頭をひっつかんで汚物にダンクする、というものだった。是非実現したい(!)

いつもそんな妄想をして2,3分、目の前の演奏を無駄にしてしまう

嫌いなバンド観ている時はそのバンドが何故嫌いか理由を挙げるのに必死だからそんなことは考えない

 

 

20110829渋谷LUSH笹口騒音ハーモニカ

「うみのて」の牽引者である笹口さんのソロ弾き語り「笹口騒音ハーモニカ」へゴー

 

LUSHのトイレ入ったら、スイセイノボアズの新譜のポスターがドーン!! って貼ってあって喉から手が出るほど欲しくてとても迷ったあげくちょっと剥がしてやめた(思いのほか粘り強かった)

カバンがでかかったら盗んでたわ……ごめんなさい……

 

笹口さんはド天才だと改めて認識!

多作ゆえの、あの、一曲一曲への思い入れの薄さ(いや、薄くないと思うけど薄いのを装って不自然が無い!)、

じゃぶじゃぶ曲をやってまだ無くならない、という余裕しゃくしゃっくっぷり、

挙句の果てにオチャラけたコースアンドレスポンスやって殆ど歌わなかったり、歌うのやめてお喋りに完全移行したりするんだが(!)、

いやはやその多作もエンターテインっぷりも、全てが弾き語りの武器

醸し出される大御所感!笑

 

つうか頼んだら一曲くらい著作権くれそうだ本当に

アイドルに気軽に楽曲提供とかしてくれそう。

そして何より曲が良い。(それ始めに言え)
んでこの記事のタイトル(うろおぼえだけど)もそうですが歌詞がマジでいい

 

音楽の歌詞を褒めるのって、「キャラメルコーンのピーナッツが旨い!」みたいな感じで、あんまり嬉しくないことなんだろうか

「中心部褒めろよww」みたいな感じになるんだろか 別にメロが悪いとか言うわけじゃ全然無くとにかく歌詞が良いってことを言いたいだけなんだけど

 

でもまあ少なくとも弾き語りは歌詞が勝負だと思いますわよ、てか歌詞つまんなかったら眠くて寝ちゃうわよ!笑

 


いや、ほだされた、完全にほだされた。

一時間半の長ステージでがっつり洗脳完了、2500円のCDを買って帰りましたとさ

でも……これ……43曲も入ってるよ……!!(otoku!!)

このコード進行が くるりのパクリでも

 

レイシブサワ、無職疑惑! 怒涛の平日昼間にブログ更新!

 

 



(答え:夏休みがたくさんもらえる大学職員なんだよ!)

 

 

 

 

さてところで、インディーズの小汚いライヴハウスに相変わらずアホほど通うシブサワですが、

なんかこういつももやもやしてうやむやとしてなあなあにしてしまうのが

「予約」という作業

 

インディーズバンドだから別にプレイガイドとか通さないでも、つうかぶっちゃけ当日でもよゆーで入れるんだけど、

前売りだと大体500円安いから予約したい。

(ちなみに予約っつっても券がもらえるわけではなく、受付で名前を言うと、受付のねーちゃんが予約者メモにある名前と符合させて前売り料金で入れてくれる、という仕組み)

 

だから要は「受付に名前書いといて!」っていうだけのお願いなので、

何度も行ってて顔認知してもらってるバンドマンならツイッターのリプライとかで「行きまーす!」って言えばいいだけなもんなんだが、

なんかそれも予約方法が一元化出来ずお手数をかけてしまう感じがするので公式HPにある通りバンドのメールアドレスにメールしようと思うんだが、

そうすると誰が読むか分からない(仲良くないメンバーが読むかも、あるいは稀に、マネージャー的な女の子とかが見てることがある、かも!)と思うと、どれくらいフランクなメール送っていいのかもわからず、つうか今さらこんな他人行儀なことをするのもこっぱずかしく、しかも名前つっても本名書くのも恥ずかしく、HN書くのもなおさら恥ずかしく、ええいもう面倒くさいと思って予約無しで入ってしまうこともあるんだが、そうすると500円高い上、バンドのノルマに寄与できないという問題が発生する……っていうか、受付で「お目当てのバンドは何ですか」って聞かれるからそこでバンド名言えばバンドのノルマに貢献できる&前売り価格で入れてくれることもあるので、それでもういっかって感じになる……ん で す……

 

とかいう話をツイッターでぐだぐだしてたら弟(バンドマン)に「予約入れた方が有難いに決まってるのでtwitterでも何でもいいから入れろ」的なことをリプライされました

 

うんわかったそうする

 

 

しかしどっちかっつーと客側の「あるあるー!www」という声が欲しかっただけなのね……ファン側の面倒くさい自意識の話に花を咲かせたっただけなのね……

 

こういうことをまだ書き残しているので、

やっぱりバンド小説をも一本くらい描きたいなあ、ともっこりむらむらと思っております。

 

 

 

 


 

そんな弟のバンドの音源が無料ダウンロード出来るよ!(強引)
http://henpeisoku1989.com/dl.html


 

これ、指定アドレスに名前などを書いて送信、というものなんだが、

姉弟間でこんなことするのもまどろっこしく、いつか口で頼めばいーやと思ってそのまんまになってたんだけど、

何かと最近思うところがあり他人行儀にメール送ってみたのでした。

 

弟がバンド始めたのは高2かそこら、「宙に浮いた扁平足」を始めたのは4年前からだと思うんだが、

昔からやたらと音が広がっていく、スケールのでかい感じがある。

バンドなんだけど交響曲なみの盛り上がりがあり、劇的である。映画の主題歌っぽい

 

なんともえもいわれぬ魅力がある(えもいわれぬ、って要は「うまく言えない」って意味だから説明放棄なんだけどうまく言えねーからわざわざ音楽でやってるんだよ! いいから聞け!)

 

「セカイ系」と、言葉の使い方明らかに間違ってるの分かってるけど、言ってみたくなる

 

(ちなみに私の小説は対照的に「おへや系」だと思ってる←誰も言ってくれないけど。

人生経験もお友達も少ない中で、フロイト的メタファーやらフェティシズムやらを本から拾って、

固執的に膨らませて、おへやにこもって書いている。舞台も室内多し)

 

(全然関係ないけど「箱入りブスめ」っていうタイトルで、舞台が室内だけの小説を集めた短編集を出したいとおもってる)

 


そんなこんなで別にどっちがいーってことではなくて、

その人の作るものには何とも言えぬ、その人の口癖手癖、語尾のような、生物学的レベルの「その人らしさ」が出てるもんだ

テクスチャーを変えてもそこはなかなか変わらん 同窓会で「あーこの人だーなつかしー」と思わせる、その人固有の部位がある

そして、そこにファンがついたら最後、そのファンはあなたが何をやっていようが追いかけられずにはいられないのですよ

私と弟は半分のDNAを共有してるんでそりゃもうね、良いに決まってるんだよ

弟を褒めることは半分自分を褒めることだと思ってるくらいだよ。

 

 

音楽って、小説に比べて作者が「オリジナリティ」に悩みやすい分野だと思う

つまびいたコード進行が何かのパクリだと思えてしまったりね

(小説に「コード」にあたるものは無い。ある意味無法地帯。だから似ない)

 

でも、もの作ってる限りその人らしさなんていくら隠そうとしても出てきてしまうくらいなもんだから、

だれかのパクリとか気にせずジャブジャブ作ってほしーんですよ、つくったもの全部に共通するものがあればそれがオリジナリティ、そんなもんあとからついてくるもんだ

 

だからとにかく何が言いたかったかと言うと、バンドは「やり続けて欲しい」って強く思ったってことなんだよ

ファーフランスの活動休止ライヴの時も(最近の曲はあんまり好きじゃなくなってたので超久し振りに観たライヴだったにも関わらず)、好きな曲からも嫌いな曲からもえも言われぬ様相で溢れ出してくるFar Franceらしさに、打ちひしがれ、琴線引っ張られ、ああこれが好きだったんだよ、やめねーでほしいな、と思ったものでした。

 

弟の過去の音源を漁り、

他にもインディーズバンドのCDが入ったボックス(規格がさまざまなので普通のCD収納に入らず、靴の空き箱に放り込んでいる)を開けてしまい、

なんともエモい気持ちに浸る。

あんたらの初期衝動や尖った敵意や、青天井の野心やらが詰まった、甘酸っぱい自主音源たちよ

 

普段私は割と真逆のことを言っていて(良い音楽を聴きたい、これから良くなるバンドなんて観たくない、良くなったら知らせてくれ、的な)、

本当に好きなライヴにしか行かない方なのだが、

なんだか全てのインディーズバンドに対して漠然と非情に優しい気持ちになったので、

全国のインディーズバンドマンのみんな! 収入が安定している喪女がいるよ! タカるなら今だよ! あぶなーいシブサワさん、逃げてー! こんなのにつかまったらタカられる上ブラコン扱いされる二重苦だよ! ローン組まされるよ!

 

 

ところでインディーズ小説サイトを見ても同じ感情が全く起こらないのはなんでだろうね?! 剥き出しの敵意★!

ぎら、一閃 〜 8月のでたらめ雨降りいまだに覚えてる

評価:
SuiseiNoboAz
SuiseiNorecoRd/Village again
¥ 2,300
(2011-07-06)
コメント:大好き。 食えと言ったら食います

 TOWER RECORDS新宿、渋谷店購入者限定特典
2011/8/20(Sat) @新宿TOWER RECORDS屋上
「新宿屋上騒乱 ~ぎら、一閃~」



遂に聞けた、遂に聞けた、SuiseiNoboAzを!

こんなにいいものが聞ける世界にいるのに、こんなにいいものがあると知っているのに聞けずにいるのは酷だぜ。彼らはあんまり東京にいなかったのである

実に4ヶ月ぶりに観たライヴ。
ライヴが無い分擦り切れるほど聞いてたセカンドアルバムTHE (OVER USED) END OF WORLD and I MISS YOU MUH-FUH,
ライヴで何度か聞いたことある曲にCDのテイクが上書きされ上書きされ30回、
そう私は7月6日に発売されたこのCDをすでに30回聞いてるアホなんだが、もはやいつでもどこでも脳内再生できる状況、
となると、もはやライヴがCDの再現のように思えてくるという逆転現象が起こるのだが、
ライヴの、あまりのCDのへ忠実さ、いや、CDがライヴに忠実なのである。

奇跡か何かのように美しい、ものすごい偶然の偶然の万に一つの偶然の連続体みたいに一瞬一瞬のスキにぴったりと音がはめ込まれる、破壊力絶大、な、盤の奇跡、それが奇跡ではなくやすやすと現前でデモンストレートされる、という、感動。
とはいってもライヴバンドである彼らが単なるCDの再生のような死んだライヴをするわけではなく、血がほとばしる音がビンッビン飛んでくるのである。
生身の説得力。あーカンペキなCD作って、カンペキなライヴをするバンドなんだなって

正直ボアズのライヴ歪みひどすぎて何やってんだか分かんなかったりして全然良くなくて不満な時が3分の1くらい(!)あるのだが、
一昨日はそうではなかった 
ようし、これをひっさげて全国行脚するんだな 
バンドなんだからこれがただ一つの芸当だよな、うん。また東京きてください。いやさっさと地方に行っちまえ!!(またしばらくライヴが無いので荒れている)

こんなにも良いものがあるのにこれを聞き終わった後の世界がある、というのが軽く絶望。
これを忘れた私たちはまた日常を生きていかないといけない
という絶望を騙し騙し薄めるために友達と茶しばいたりするのだが結局別れた後に余計さびしいだけ
黙れ、しゃべるな、おしゃべりするたび唇から大事なものがだらだらだらだら洩れていく



だからって書いたからって良いことがあるわけじゃないけど。
それでも書かずにはいられないのである、毎度毎度、絶望するけど同じ文章をさあ

最果てに恋をしている

 一番好きなバンドが新譜を出しました。

 SuiseiNoboAz
[(THE)OVER USED) END OF THE WORLD AND I MISS YOU MUH-FUH]


よだれが出過ぎて脳が漏電しそう!!!!!

彼は世界一の詩人だ、私が幾度ボールペンで紙を突き刺そうが彼の音と言葉の束になったものは五億光速先を飛んでもう見えないのだ


歌詞を皮膚に彫りこみたい!!!!!!!!!!!