女女言うな殺すぞ―ーエイプリルフール殺害予告

 妄撮Pこと小林司が今週の石原さとみが表紙のananに書いている大森靖子ちゃんベタ褒め記事がかなりむかつく。

 

「僕が女の子を一番リスペクトしているところは、ちゃんと自分のために生きてるところだ。」

 

この書きだしだけで三時間くらいむかついていられるが、二文目以降も

 

「男はその点、自分の所属する小さい世界で、メンツや上司や同僚の顔色ばかり気にする。こんな時代にまだ保身のためにあくせく立ち回ってるなんて悪いジョークだ。女の子は逆で、彼氏マジむかつく、美味しいもの食べたい、あの靴ほしい、将来どうしよう。全ては私小説。当然その分ねたみやそしりの黒いエネルギーはあっても、自分の感情と欲望に根ざしてるから嘘がない。」

 

と無根拠な「全女子賛美」を並びたてる。

ハア、メンツ気にする女だっていくらでもいるけど……。

 

そして、「今一番キテる女の子シンガー」的なノリで大森靖子を紹介し、

 

「もうわけわかんないけど、これが女の子だ。女の子は、丸見えの底なし沼なんだ。わからないから素晴らしいんだ。」

 

とオトす。

 

ハア? 大森靖子に失礼だ。

大森靖子は女の子だから素晴らしいわけじゃないし、

なんで全人間の半分と一緒にするんだよ!!!

 

 

そんな貴様は全人類の半分をまんべんなく好きでいて大森靖子の良さになんか気付かないで欲しいね。

この記事の冒頭に書いていたように。

女の子ならみんなリスペクトできるんでしょう? あんた。

 

 

 

今日代官山蔦屋に行って聞いて来た津村記久子さんのトークイベントでも、司会者が

「当店ではこれまでいろいろな女性作家をお招きしてきましたが……」とか

「女性作家の方では他には……」とか

「津村さんの小説に出て来る女性キャラが素晴らしいですよね」とか、

女性女性連呼してていちいちむかついてしまったわ。

 

津村さんの面白さ素晴らしさを女性という枠に入れてひしゃげさせてんじゃねーよ!!

朝吹とか本谷の話するんじゃねーよ!!

別に男性キャラだって素晴らしいよ!!!!

 

余談だがその司会者は女性だった。まったくの余談だが。

 

 

男だろうと女だろうと、関係無い。

 

女を神格化するな! 

「女性特有の感性」という言葉を使って私の神様を量産型神様にするな!!

 

 

仮に男だった大森靖子や男だった津村記久子を連れて来て検証することは出来ない、

でも大森靖子も津村記久子も、女だろうと男だろうと素晴らしいに決まってるんだ。

 

 

分かってる、大森靖子や津村記久子は怒っていない。

どんな枠で紹介されようと、プロで食っていきたいなら巧く宣伝されたい、売れたいと一番に思っているに違いなく、女シンガーや女流作家の枠に入れられて売れるなら喜んで枠に入れて欲しいと思っているはずだ。

仮に違ったとしてもこの場ではどうでもいい、

これはファンの戦いだからだ。

ファンの戦いである以上、負け戦、負け犬の遠吠えであって全く構わない。

ファンというのはそういうものだ。

 

ああしかし、私ならきっともっとうまく大森靖子ちゃんを褒められるのに。

ananにスペースが無いのが悔しい!!!!!

 

 

妄撮Pと言えば、

自分が審査員やってるアイドルオーディションのイベントに靖子ちゃん呼んで、

アトラクションの轟音と絶叫こだまする最悪の音環境とアイドルファンばかりの完全アウェイの場で歌わせた奴じゃないか。

(常識的に考えてもあの音環境で弾き語りさせるのはありえない)

 

そしてその後MCで「正直今日はあんまり環境良くない場所でしたけど……」とか弱腰でもにょもにょ言ってますます場を冷えさせたあいつじゃないか。怒るぞ。

 

自分が好きで呼んだんなら、自分だけでも

「最高だった!! 歌ってくれてありがとう!!」とベタ褒めすべきだった。

そして場の雰囲気を、少し居心地悪そうにしていた靖子ちゃんの側に寄せるべきだった。

こんな遅延のゴミ記事要らねー

 

(何度でも言うが、仮に大森靖子ちゃんがあの場に呼ばれたことを感謝していようが、怒っていようが、関係ない。私はそれに関係無く、怒る)

 

 

自分が女だからこんなに怒るのだろうか、無神経な女賛美野郎に。

いや、分からない。

とにかく「女は皆素晴らしい」だろうが「女は皆バカ」だろうが、

全ての女を決め付ける人間は全員嫌いだ。

私や、どうしようもないクズ女や、大森靖子や津村記久子が属する世界で二番目に大きくて、そして薄い属性について貴様は二度と語るな。

 

 

それが真のリスペクトだ。

リスペクトの原義は「見る」だ。

見ろ。見える範囲しか書くな。

 

だから私は「私」のことしか書かない。「全ての女」のことは書かない。

 

 

 

 

「多くの女の子はお花屋さんや花嫁さんになりたかったはず」

そう私にメッセージを送って来た貴様を41日に私は殺す。

私に新しい神様買ってよ 君の神様も見せてよ

 大森靖子の

 

「女の子だけもらえるポケットティッシュ」

「もしもいつか子供が生まれても ギターの方が可愛いんだもの」

 

みたいな歌詞が本当に何度聴いてもめちゃめちゃ良くて、

こういう断片の一個でも私も書けたらいいな! と思うのだが、

 

もしかしたら歌詞なんてどうでもいいのかな、とも思った。

 

 

ただ歌うときにめちゃめちゃ重心を乗せられる言葉なら、

意味なんて何でもいいのかもな、と思った。

 

 

そういえば大昔にSuiseiNoboAzの石原氏に

「どうしてそんな素晴らしい歌詞が書けるんですか」って聞いたら

「強度」「強度」と連呼していた。(酔ってた)

 

 

意味なんかより強度。だから唐突に「バビローン!!」って叫ぶんだね彼は。

 

 

この世で言えることなんかたったの二つだけ。

 

「ボクハココニイル、ココニイル、ココニイル」

「キミガソコニイテヨカッタ、ヨカッタ、ヨカッタ」

 

(出典:私が世界で最も価値のある小説だと思ってる「タイタンの妖女」

 カート・ヴォネガット・Jr

 

 

小説も多分そうで、意味より強度なのかもしれない。

初速を乗せられる言葉を、ネタを。

 

「何を書くと決めた時点で9割決まる」も真実だけど、

何が書いてあるかなんてどうでもよく、大事なのは強度。

その人の初速が乗せられるネタであるか。

なのかも。

 

(分かりやすいイメージだと村上春樹。意味ポカーンだけどパッションすごい)

 

 

でも、旬なテーマを選びとらなきゃいけないという

社会の要請というか政治も勿論あって! あああ

えっ? 旬なテーマで初速を乗せられるものを選べばいーじゃんって? 

黙れくそが。その通りだ。

 

 

 

最近はプロットをどれくらい書くかということに迷いがある

(というかプロットさえ書けずにメタ迷いをしてるだけだからただの不毛だが)

 

 

わたしは10万字の小説で1万字プロットを書く(!)んだけど、

まあそれは勿論メリットの方が大きいからそうしてるんだけど、

アドリブもがんがん入れることは入れてるんだけど、

それでもやっぱり少しはアドリブ入る余地を殺してるんだろうね自分で。

 

 

もちろん初速だけで10万字書けるかバーカってのがあるから

プロットは必須なんだが、何か見失ってる気もするー 

論文に近付かない小説が書きたいけどねえ。

 

 

 

あと大森靖子を観ていて気付いたのがもうひとつ。

「好かれたい」とか「届きたい」と思ってないとだめだわ。

 

わたし

「貴様なんてどーでもいいわ! 嫌うなら嫌えよ! どっちにしろ私すごいし!」

みたいなテンションで書いてるんだが、多分少し違うわ。

 

エンターテインメント根性は割にある(オチが無いと終わらせない)

と思うんだが。

自分がそうしたくてそうしてるだけである。

 

 

「分かる人に分かればいいと思ってる」とか「ひとりよがり」とか

そういう平たい言葉とはちょっと違うところで、

何かわだかまりがある気がするんだわ。

 

 

 

 

もうちょっと考えよう!


(タイトルは大森靖子「君と映画」の歌詞より抜粋しました)

私あなたが好き/誰でもいいの 20131019シブカル祭大森靖子

 20131019大森靖子を観た


パルコ主催の「シブカル祭」(渋谷+サブカルらしい)の一環で、

渋谷パルコ前どまんなかしかも土曜の昼間っつう

人だかりピークの時間にぶつけられて

靖子ちゃん期待されてる! と思いつつも

パルコっつうオシャレ(?)空間で浮かないかとか

ちょっと不安でしたが要らぬ心配でした。

 

「きゃりーぱみゅぱみゅ」という歌いだしの「新宿」から始まり

ご機嫌に歌い上げる靖子ちゃん、

「女の子だけ貰えるポケットティッシュ」

なんて歌詞が渋谷にすっ飛んで行くのは小気味良かったし

お前らつまんなそーだけどこちとら楽しんでんだよ! ギャハハ!! と

道行く人にがなりたてたいくらい良い気分でした。


これが俗に言う「見られてると興奮する」ってやつか。

 

 

「みなさん面白いもの観に来たんでしょ? こんな渋谷までわざわざ。

人は多いし道は狭しクソ寒いし、いーとこなんかひとつも無いですからね渋谷。

渋谷もカルチャーも興味無いですからね、マジで」

と言い放つ靖子ちゃんにもスカッとしました。


よし私もデビューしたら言おう、

「文壇にも純文学にも興味無いですからね、マジで」!


 

「こんな人通りの多いところ、ある意味はずかしめじゃないですか」

と靖子ちゃんの言う通りステージ横も後ろも道で客含め丸出しだったんだけど、

しかも靖子ちゃんと言えば

けっこうはげしく頭振ったり髪振り乱して叫びながら歌うから

周りから観ればビックラポカーンかもしれず、

まあほんとある意味はずかしめなんだけど、でも

同日同ステージの別イベントスカスカだけど靖子ちゃんだけパンパンだったし、

もう最強である。

 

最強と言えば「黒いカラスついばむ白い袋」って歌ったら

いきなりカラスがかーカー言いだしたり、

「きゃりーぱみゅぱみゅ」という冒頭の歌詞に呼応するように

きゃりーぱみゅぱみゅ街宣カーが通り過ぎたり、

言霊飛んでた。

 

「もっとすぐにすごくなるから」と言い

(つまりすぐにTV出たり紅白出たりするから、の意)、

最後はギターを下ろして「さようなら」をアカペラで。

アトモスフィア支配感半端無かったぜ。

 

思ったけど大森靖子はアウェイで観る方が楽しいかもしれない。

普通のライヴハウスのライヴより、異種混合的イベントの方が

ハラハラして楽しいぞwwwwwww


 

で、今度の1027日(日)。

ミスiDの受賞者のお披露目イベント@東京ジョイポリスに

大森靖子が登場するらしい

https://twitter.com/mosatsu_p/status/391558982759743488

 

 

何をするのか全く分からない(まあライヴはするらしい)けど

なんか面白そうな彼女が観れそうだから観に行こうかなあと思います

(めっちゃ混みそうだけどな……!)

 

 

 

目標は大森靖子をモデルに歌姫小説を書く! だからな!

魔法が使えないなら死にたい魔法が使えないなら死にたい 〜20120612大森靖子レコ発@新宿motion〜


私がこの記事でガンガン褒めてる大森靖子。

ご存じ、裸足で髪振り乱してラブホとか歌舞伎町とか歌う高円寺産の娘(後述)

 

彼女のレコ発が一昨日にあったので行ってきた……のだが……

 

新宿motionの入り口の看板

 

何これ怖い。引き返そうかと思ったわ。

プリキュアの生首……。

これは大森靖子がプリキュア大好きなのを知らないとちょっと度し難い看板ですね。

幼児退行中の精神病患者か。

 

そしてmotionにたどりつくと、

CDタイトル「PINK」にあやかってピンクの布が垂れ下がっているステージ。

何これダサい。安めの風俗みたい(イメージ)

 

そしていざ出てきたセーコちゃん(ヤスコじゃないよ)

レコ初だからおめかししてきたのか、まさかのロリ服でっすよ

女性客から「かわいー」という声がこぼれるも、これは……。

ぬいぐるみ持ってたら完全にヤンデレである。

あと手首のタトゥーからただようそこはかとないヤンキー臭 あと乾燥した黒髪ロングは怖いからもちっとトリートメントした方がいいと思う

 

私はこうやって筆で大森靖子をいじめて何がしたいのかというと、大森靖子の歌は、本当に、ふつうに、ふつうの意味で、とてもよいのだから、こんなアングラ姫ぶっておかしな男性客を集めるようなことしなくても、たとえラブホとかエンコーとか歌っても、歌わなくても、

あなたの歌は誰にも届く、すごくいいものなのだよ。

 

だから私はふつうに少し可愛い娘として歌を歌ってほしいし変なことばかりして客を狭めなきゃいいのにって、そう思いながらも嬉しくてしかたないのである。

 

パンパンのmotionを見て不安になる、いつまでも小箱で、この距離で彼女の歌を聴きたい。

ああまだ売れないでほしい、いつまでもアングラでヤンキーで変なお姫様で、いろ!

 

 

大森靖子は月イチで観ようと思った。

バンドでなく個人だからこそ変化は軽やかだ。どんどん変わっていく。

変わっていく彼女を観られる僥倖を噛み締めようじゃないか。

(多分どんどん普通になっていくだろうしどんどん美人になっていくだろう)

 

 

歌詞断片

「あたしあなたが好き 誰でもいいの」

もしもいつか子供が生まれても ギターの方が可愛いんだもの

「魔法が使えないなら死にたい」

 

CDに入ってない新しい曲は2youtubeに上がっているようだ

「新宿」 http://www.youtube.com/watch?v=_R5lbwhKltg

「魔法が使えないなら」 http://www.youtube.com/watch?v=q_8LAhPai0A&feature=relmfu

 

 


エピローグ

CDタイトルにあやかり、ピンク色の服を着てきた人は特典がもらえた。

家に帰って冊子を開いてみると……

 

なにこれ怖い。

 

すべてが、すべてが、アイドルになる前のアングラ黒歴史という名の布石なのかと

勘ぐってしまう。

(田中れいなというハロプロのアイドルのバンドメンバーのオーディションに

応募するってtwitterで言ってたんだ!)

 

そして何より私にとっての大問題は!! 彼女のブログが消えたことだ!!

この記事でベタ褒めしている)

厳密に言うとライヴやCD情報の数記事だけ残して他の記事が全部消えてる。

 

そして何を思ったかアメブロを始めたことだヨ!!!

なにそれ本気でアイドルになる気なのか? 

過去のブログ消しただけじゃ何の意味もないと思うけどー……

 

そんなむしゃくしゃする想いを、もらったポスターに込めて深夜に不毛な工作を。

 

こうするとよりエロいね

魔法が使えないなら死にたい! 魔法が使えないなら死にたい!

大森靖子と私はアイドルになりたい 〜20120504新宿タワレコインストア〜 & バンドマンが「あのバンドいいよ」って言うのは、女の子が友達のこと「可愛い」ていうのと同様信用できない 〜ネット上における同業者同士の褒め合いの功罪について〜



インストアって嫌いなんだよな。CD屋も、路上も、用事があって来てる奴ばっかだから音楽にわざわざ足止めないだろ。ハタから見たら、歌う方も観てる方も見世物・スキモノってかんじで落ち着かない。しかもセーコちゃん(ヤスコじゃないよ)は若くて可愛い女の上にギャーギャー叫ぶし、余計に

 

しかしリニューアルされた新宿タワレコはステージが売り場よりちょっと奥まってていい感じなのであった。

 

大森靖子嬢と言えば裸足で髪振り乱してラブホテルとか歌舞伎町とか歌う高円寺産の娘、という見解があったのだが出てきた姿はキューティクルつやつやでお化粧もちゃんとしてて裸足じゃない娘だった。もっちりしたかしゆかみたいだ(むっちり、でもぽっちゃり、でもないよ)。にっこにこして可愛い! これは、ちょっと、アイドルっぽい感じで売っていけるんじゃないかと思っとったら歌い出したら顔可愛くないし髪はどんどんバッサバッサになるしこりゃダメだ。

 

しかし憎いと言う時に憎い顔をしているのであっていつも笑顔のアイドルより私は全然好きだ。そして顔をあげて右も左も睥睨し歌う彼女は格好良いし、小気味良い。超アウェイでも度胸ある。すげーな私が歌歌う人だったら絶対インストアなんかやりたくねーよ。

 

そして曲終わった後ににかっと笑って「ありがとー!!」という可愛さとのギャップったら。自意識自意識で曲終わってもツンツンしてる人とか見るとイラッとくるけど気持ちの良い挨拶

 

なんか、本題に入らずキモファンみたいなこと書いてますが、

彼女は歌声と歌詞がすごい良いんだ

 

「スタンプラリー 最後の一個 

銀のエンゼルもあと一枚 

あとちょっとで幸せだから

もうこれでさようなら」

 

「逆上がりもできないまま

大人になっちゃって私

缶コーヒーなんか飲んじゃって

やられたって感じだ」

 

「魔法が使えないなら死にたい」

 

「もしもいつか子供がうまれてもギターの方が可愛いんだもの」

 

さようなら(はじめに引用した歌詞の曲)ラストにやられたら生理前だし泣いてしまうんじゃないかと思ったが一曲目でよかった。

 

ときに客層はお兄さんおじさんばかりでしかもあんまりお外に出なそうな感じの。男九割。うーんなんかインディーズのライヴに来なそうな人だ。私はいつも好きなバンドの対バンで観てたからいつもと違って不思議な感じ。アウェイとかさっき書いたけど大森靖子を観るためだけに来た人がほとんどだったのだからそういう意味では普段のライヴハウスの方が彼女にとってはアウェイなのかもしれん

 

べつに、異性だからって不純な目で見てると決めつける気はさらさら無いが(不純と言えば私が書いてるこの記事こそ不純な気持ちにあふれている)、しかしこれだけ女性性について書いた歌詞ばかりだと男と女で大分見解は違うはずである。私と同じように良いと思って大森靖子を好きになる人はあんまりいないんだろうか。女には好かれないのだろうか。と、終演後に知人(女)と会話していた。だがそいつも普通の女とはちょっと違うので、私たちが変なのかもしれない。いずれにせよ悲しい

 

あ、はじめからいた(つまり特典チケットを持って入場した)ガチのお客さんは男九割だったけど通りがかりで見てた人は普通に男女いた気がする。そして客は全部で80人くらいいた気がするからほぼ満員であった

 

終わったら特典のサイン&ポスター&握手が始まりさながらアイドルだった。

「キャー! アイドルしてんじゃーん!」とか

「セーコ!! 愛してっぞ!!」とか

「サインは要らんから谷間にCD挟ませろ」とか野次飛ばしたかったけど神々しかったので話しかけず帰る

 

ときに私は知人を介して大森靖子と知り合ってて認知してもらってるしめしとか食ったし幸運なファンなのだが、そして、知り合いになれたからこそ聞きたいことはいっぱいあるのだが(たとえば「エンコー本当にしてたの?」とか それはファンとしてじゃなくてむしろものつくる人同士として)そういうのがいつか聞けたら嬉しい、しかし知り合いであるからこそここに書けないこと、というのがあって悔しい。

 

それはdisなんぞではなく、褒めちぎりすぎてキモがられないか、とか、内輪感を出して彼女をおとしめるんじゃないか、とか(サイン中に声かけなかったのもそれ)、知り合いに褒められても嬉しくないんじゃ、とか。

 

たとえば私の好きなバンドの某氏はツイッターでバンド名で検索して片っ端からFavるしRTするしありがとうリプ送るし、はじめそういうの安っぽいからやめたらいーのにって思ってたけど、

 

自分の「このバンドが好き!!」という気持ちが本人に伝わる(しかも直接言うのではなく、あくまで空気中に放り投げたものがたまたま本人へ届く。ここ大事)というのは、まじで奇跡のようにうれしいことで、またやりたいと思って再び空気中に褒め言葉を放ることになる。

それがバンドの宣伝にもなるし本人の励みにもなるし(名ツイッタラー高木壮太氏のエゴサーチ公式RTはもはやお家芸)、しかし、いつしか大して好きじゃなくても褒め言葉を放り投げて「相手にしてもらおう」とか「認知してもらおう」とか、に、なる。

 

今奇しくも文学フリマ直前で、文フリTLはその「褒め合いTL」みたいになってるところがあり、少し多めに褒めて、お近づきになろうとかこっちの宣伝もお礼返しでしてもらおうとか思ってる。

文フリでサーチして片っ端からフォローしてる(だろう)、私のジャンルなんか全然興味無さそうな奴もいる。(本当に興味あるなら嬉しいありがとう)

 

だから例えばこの記事が大森靖子に届くのはとても嬉しいことだし同時に汚いことなんだわ。

 

つまりね。バンドマンが同格のバンドを「あのバンドいいよ」って言うのは信用ならないし、文フリ出展者が褒め合うのも信用ならない。

 

そう言えばこの前インディーズのアイドルを観た。

全然可愛くないし踊りも下手で、口パクだし、服もダサくてアイドルのオーラの何物も纏っていない。

しかしそのファンの数十名の人々がフリ・コールを行い、アイドルたらしめていた。

 

極端に言うとあんな感じ。

ほんのちょっと可愛い子に、まだ数十名しかいないファンとして認知してもらいたいという見返りを求めて踊っている、

(本当はそうじゃないのかもしれないけど、少なくとも私にはそうとしか思えないほどのクオリティの低さだった)

 

あんなニセアイドルより靖子ちゃんの方が可愛いし、歌って弾けて曲も作れるのだから勝ってるよ、と思ったし、本人にも言った。

 

 

ああ完全に話逸れた。とにかく大森靖子は観といた方がいいぞ

 

フォロー返しもしてくれないし対バンも全然観ないバンドマンてなんか嫌い、って言ってるバンドマンの方がどちらかというと嫌い

正月は寝正月で、食べたくないものばかり食べて空虚なインターネットを食った。あさましく太った。明日も明後日も明々後日も休みだと思って時間をむさぼるのは幸か不幸か、とにかく早く老いると思う。歯ぎしりするように生きたいし、右が未来で左が過去の数直線のタコ糸を噛んでるみたいに、噛みしごきながら生きたい。ああやりたいことはたくさんある。会えない男を待ってアイフォン見つめたり、無駄にこまめに掃除や料理をするのは無駄だけど、でもそれをやってなお余りある、スタミナがあれば。友達と飲んで、深いところを見つめて潜る会話をして朝まで語って寝不足で目覚めてもガバッと小説を書けるくらいの体力が欲しい。大森靖子がすごい。ブログもすごい。なんかパンダがいっぱい書いてある、幼児退行みたいなビラ(でもまあ、よく考えればこの界隈にはとてもよくあるタイプのビラ)をライヴハウスでよこしてきた、あのビラから入ったら絶対観ねーよ、と思うのだが(みなさん配るビラには気をつけた方がいい)、向こうもあれでこっちを選別しているのだろうか? 悔しいのでビラはちゃんと冷蔵庫に貼っている。一秒一秒新しくならなければならない、と、同氏のブログにあった。切ったら血の出る文章を、切ったら血の出る文章を書きたいと思って、ずっと思っている。私はこういう、見せびらかす助走みたいな文章をブログに出すのは自分自身に対して厳しく禁じている(今は破っている)しとても嫌いなんだけど、バンドマンがこうして書くブログはとても好きだ。なぜだろう、音で勝負している人だから文字は無駄打ちしていいということか。しかし無駄打ちというには、あまりにもよく出来ている。