即興小説トレーニング3「ないがある」

お題:僕と洞窟 必須要素:信仰 制限時間:15分(オンタイム)

 

僕は洞窟の奥へ奥へと進んでいった。かならず洞窟の奥は光あふれる次の世界へつながっていると信じていた。それは、僕のグルの教えで、あまりに暗すぎるから見えないけど、僕の同志たちも、同じことを考えて同じ方向へ進んでいるはずだった。
ついに、あまりに光あふれる世界にたどりついたが、それは僕の目がなくなるのと同時だった。新しい爽やかな風を感じたが、それは僕の身体がなくなるのと同時だった。
僕は、むしろ外へ外へと進むべきだったのか。それとも、これが正しかったのか。そんなことを考える脳ももうなくなっていた。
 

 

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