月35万あればいいのか

ここで、

「外国において外国人向けインフラをどれぐらい使うかは金次第」という話を書いた。

つまり、

・少なくともベトナムにおいては、「(日本人、欧米人などの)外国人≒金持ち=外国人向けサービスは充実しており、便利だが高い」

みたいな図式が成り立っている

・そして日本人の中でも駐在員(20代でも月収35万とか)と現地採用(月収10万とか)では使うインフラも異なってくる

・前者は外国人向け、後者は現地人向けのインフラを使う傾向にある

という話だった。

(インフラというのは、住居、レストラン、スーパー、美容院、サロン、病院、学校などなど)

 

現在の私のベトナムにおける収入は1314万円程度であり、結構なぜいたくをしているつもりだが何不自由なく暮らせている。感覚的には、東京で月収28万くらいの感じ。

 

……と、ここまで書いて、ふと「東京で月収28万かせげば私は何不自由ない暮らしが出来るのか?!」と思ったのだった。

 

……まあ実際日本なら税金がもっともってかれるし貯金もしたい…と考えると、じゃあ、仮に、もうちょっと多めに月収35万あればいいのか。

 

この程度(1020万は大金だがあえてこの程度、と言うが)、この程度の金の問題に揺さぶられて外国暮らしを選んでいるとしたら、なんか、しょうもないな、というか、母語で芸術を語る相手がいないために重大なスランプや体調不良や謎太りを背負うに至る生活を、たった月1020万で解決できるなら? という気もしてくる。

 

仮に月収35万で東京で生活してみて、どんな気持ちになるのか試してみたい。いやあそれでも、私が感じた東京独特のストレスを完全に消し去ることはできないけど。

たとえば広告地獄や過剰敬語は、街を歩く限り必ず目にしてしまうし。電車のストレスを消そうとしてタクシーを使ったとしても今度は渋滞でイライラするだろうし、タクシーってなかなかつかまらないし。

 

しかし、東京のフリーター時代にいつも抱えていた「固定費に殺される…」「こんな高い固定費払って東京に定住する意味…」「新宿って腰掛けただけで500円かかる…」みたいな感覚は、だいぶ減るんだろうな。月収35万あれば。

 

 

私はもともとあまり「お金持ちになりたい」という欲望がない(ない、というか、他に優先したい欲望がたくさんあり、それは金では叶わない、というイメージ)のだが、「月収35万程度にはなりたい」というのは、一つのラインだなと思う。

 

※家族が増えたり、持病が出来たりしたらこんなお金じゃ足りないからもっと欲しいような気もするが、ひとまず。

 

そういや、「食費を3倍にしたらかなり幸せになるだろうな」という記事も、昔書いてた……。

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