自分で自分を愛す

バカなので「新年だから!」と思って嫌なことをやめたり新しいことを始められている。このままバカさを利用して最高の2017年にしたい。

 

思い切ってひとつ、とても楽しいけど苦しいことでもあったことを減らしてみた(前述のジェットコースター案件である)ら、大量の時間が手に入って、

「わああ! 今日という日を一日中、私のために使っていいんだ!」

と思うと歓喜と恐怖が湧きあがり、初日は怖くて泣いた後疲れて9時間眠ってしまった。

 

2016年に最も突き刺さった言葉は、永田カビさんの「さびしすぎてレズ風俗行ってきましたレポ」の

「自分で自分を大事にすれば、他人に『私を大事にして!』と依存しないで済む」

という言葉だった

 

「そうそう私って全然自分のことを愛してなかったわ、いつも『なんで無職のくせにハーゲンダッツ食ってんだ』とか自分を縛るセルフ風紀委員が出てきてハゲダの味を楽しめないんだわ」と気づいたという話は先日noteに書いたとおりなのだが、

なんとこの3日間、おそらく生まれた時から脳内同居していたセルフ風紀委員を完全にひっこめることに成功しました。よっしゃー!

 

どうやってやったかというと、草薙龍瞬先生の「反応しない練習」(この方とお会いする縁があって、それがきっかけになりこの本を半年前に初読したんだけど、いつか私のバイブルになるだろうという確信があったのでいつでも読み返せるように手元にずっと置いてたんだけど、今回神がかったタイミングで再読できたため、輝かしい効力を発揮した)を、ゆっくりゆっくり、心に栄養を与えるつもりで読んで、言われた通りのことしたんですね。もう読みながらだくだく泣いて「大丈夫、絶対良くなります」って書いてあるから泣きながら復唱して「大丈夫、大丈夫」って念仏みたいに唱えてマジ大変だったんだけど。

 

この本、本当に画期的に合理的に、「余計なことに反応するな」ということが書いてあるんだけど、要旨はめちゃめちゃシンプル。

 

「なんでうまくいかないんだろう」「なんであの人は私を認めてくれないんだろう」「この先どうなってしまうんだろう」「なんであの時あんな失敗しちゃったんだろう」という妄想が出てきたら、「今」「この瞬間」に確実に存在する「身体」に集中しろ、と書いてあります。

 

「過去、未来」「概念」「頭」←→「今」「実体」「身体」 

前者は全部ウソ。確実に存在する後者だけを信じろってことですね。ハーゲンダッツ食ってる時はごちゃごちゃ考えずハーゲンダッツと己の舌に集中しろ、と。

 

今ここの身体に集中するために、「身体感覚を味わう」、それから「快楽の感情を肯定する」「けして自己否定しない」「作業場の効率をよくする」などが書いてありました。

 

これを踏まえて私がやったのは、走ったり、家じゅうの整頓をしたり、服を買ったり、座禅の本読んだり、料理しまくったり(あともうひとつスペシャルトライがあったけど後述します)。

 

まあ、めちゃめちゃ普通なんですけど。

しかしどれもこれも、「やりたい」と思いながら、一か月以上できなかったことなので、完全に自由になった自分の時間をふんだんに使ってやり切ったら相当の幸福感があった。

しかし、

「こんなしみったれた主婦みたいなことして幸福感じるなんて次元が低い奴だな」

とかセルフ風紀委員が出てきそうになったので、

「私は病人なの。まず心の体力を回復させることが最優先なの!」

と言ってひっこめた。

 

まず、自愛が優先。

他人に愛されることや対外活動(文章を書いて人に見せたりライブをやったり人に会うなどして他人に自己を見せていくこと)は二番目。

まずは、自分にうまいもの食わせて清潔な衣服と居住空間を整えて作業場を快適にして快楽をたくさん味わわせることが先決。

 

 

で、ここからは身体感覚の話をします。

人は、身体感覚に集中していると、頭でごちゃごちゃ考えられないそうです(セックスの時に考え事されてたら嫌ですよね)。逆に、頭でごちゃごちゃ考えていると、身体に意識を向けられないそうです(考え事してると料理の味が分からなくなるあの感じ)。

 

つまり、頭でごちゃごちゃ考えすぎる、私みたいな人は、身体感覚に集中すればごちゃごちゃ考えなくて済むのだ。

 

例えば草薙先生の本に、「過干渉の母がトラウマで、いつも誰かに監視されてる気がしてイライラしてたけど、イライラしたらホットヨガに行くことにしたら症状が劇的に好転した」女性の話が載っていた。

 

それから、永田カビさんの

「一人交換日記」にも「あまりに寂しいからか、病的に寒くて何枚着ても常に異常なほど凍えていたけど、レズ風俗に行って抱きしめてもらったら帰り道はほかほかで見違えるようだった」

って話があった。

 

「あ、つまり温めれば良いんじゃね? 今、死ぬほど寒いし。」

と思った私は早速ホットヨガのスタジオに体験レッスンを申し込んだ。私は元来、ちょっと尋常じゃないほどの冷え性なんだけど、じっとしてるのが嫌いだから半身浴も岩盤浴も全然続かなかった、しかし適度に動くホットヨガはちょうど良さそうとピンときた、というのもある。

 

 

結果、最the高。

 

なんだか「愛」という概念を知らない宇宙人に教えるとしたらここに連れてけばいいんじゃね? ってくらいの、自愛の極みだった。まあ私が冷えすぎてたから効果てきめんってこともあるだろうけど。

 

行く前は「あーん? 初めの二か月タダ? どーせ半年解約できないとか体験後即入会に限るとかいろいろ条件つけるんでしょ」とか思ってフィットネス商法にかなり懐疑的だった私なのですが、あまりに幸福感すさまじいので観念して即入会した(若干割高なプランにしていつでも解約できるようにしたけど)。

LAVAていう最大手のところです。これで私もフィットネスクラブに通うアラサー女だ。黙れ風紀委員、私は快楽を追い求めるんだよ。

 

 

 

 

昨日は、ポエトリースラムジャパン(詩の朗読の大会)の原稿が出来なかったので、気分転換にリンパヨガというコースに参加した。

ひたすら身体を触ってリンパを流し続ける中で「あ、私全然、自分の身体触ってなかったな、見てなかったな」と思った。

20代後半とか水商売やってた頃は、商売道具だから結構ケアしてたんだけど、最近は身体にかまけることに罪悪感があって鏡も見ないし服も買ってなかった。(風紀委員が「いいから創作活動に専念しろ」ってうるさかったんですね)。

 

身体を触りながら湧き出てきたのは「あー、原稿を頭からヒリ出そうとしてもダメで、身体から勝手に出てくるものを信頼してあげればよいんだな」という気づきだった。

 

そういう意味でも、セルフ風紀委員に駆り立てられて机に縛りつけられる私より、「自愛♪ 自愛♪」って言いながらヨガ通ってるフィットネス女子な私の方が、意外と良いものが書けるかもしれない。

 

まあ、結局その後、からだがあったまって眠くなって、何もしないで寝ちゃったし、今日は「まずは自愛♪」とか言って新年初出勤のバイトも休んじゃったんですけどね。

だってポエスラが明日なんだもーん(みにきてね)

 

 

 

心の無いロボットに心を教え込もうとするような3年間だった。

私がいかに心が無かったかというのはnoteのこの記事に書いたけど、まあ、なんだかんだ言って人間だから結局心はあったんすよ。でも風紀委員の存在があまりに強くて、ほとんど自分の声が聴けなかったんだと思う。

で、3年前に水商売というちょっと尋常じゃないほど心が丸出しの人々(客も嬢も)のなかにぶっこまれて私も心というものを強制表出させられて、でも出てきたばっかりでうまく使いこなせないからひたすら寂しくて変な恋愛をしたりこっち来いと言う人に引き寄せられて我を失ったり無駄道をたくさん食った

 

本当に、心の成長が遅い、というか、私はまだ3歳児だと思う。

他人に「褒めて」「認めて」と言うのではなく、自分で自分を愛せれば全然寂しくない、と、やっと気づいた。

実際この3日間、誰にも会わず仕事もせずに用事もゼロなのに、Twitterを見る機会が激減して驚愕している。

 

今年はさ、隣の他人を殺すことでなく、自分で自分を触ることで、自分の輪郭をはっきりさせていきたいですね。

 

 

 

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ちゃんちゃん。

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