セクシィな女にゼクシィは要らない

旧友が一人暮らし始めたので家にあがりこんできた。

何てことは無くダラダラ過ごしたのだが、MAGiC BOYZという中学生男子のアイドルが「かけちゃうぞぴっぴっぴ」という歌を歌ってるという話を聞いたり、あと散歩して寝てる猫を観察してたら夢精を目撃してしまったり、何かとスペルマ色の濃い日だった。

 

猫のちんこはレバーのようである、これは拙作「ラリる猫」にも書いたことである。

 

彼女の家にベットの近くにガッピガピの雑誌があったので

エロ本?!

と思ったらROLAで、

「お風呂で読んだらガッピガピになった。お湯の中でも意外と読めるよ」

とのことだった。お風呂の中で雑誌を濡らさないように読むのは難しいが、いっそのこと全部濡らしてしまえば読みやすいそうだ。

 

その後粘土遊びをして私はなぜか肉を、彼女は抽象的な立体物を作っていたが最終的にサイケなトーテムポールみたいになってた。

「モアイ島の人はモアイつくるために石の運搬用に木を伐りすぎて絶滅したらしいですよ、エモいですよね」

と言っていた。その結果、人は死んでもモアイ像の名は今まで残っているのだからエモいね。

 

 

 

 

たまたま、ふたりともラップに興味があった。

アイドル好きの彼女はSKY-HIが好きで、私はフリースタイルダンジョンのテーマソングを歌っている彼のことを知っていた。

 

というわけでスーパーにアイス買いに行きながら韻を踏む。

私「スカイハイ! 実はベランダで大麻を栽培! ……とかだったら意外! ファンは胃が痛い! ……しかしとにかくイケメンなのは違いない! 私も顔は嫌いじゃない! ……人気の奪い合い!」

ともだち「スカイハイ……う、あ、い、あ、い……スカイハイの遺灰……あれ……? ほんとにファンなのかなわたし……?」

 

 

帰り際に「自然でいられた」と言われた。

わたしと同様、普通に生きてると不自然になっちゃう子だよなと思った。

 

 

 

帰宅後にLINEで「人生前向きになれた、ありがとう」と言われたときのアンサーライムと、

彼女が初めて作った初々しいラップ。

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL